元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた
臥牙丸勝さん(元小結/38歳)
日本出身横綱が8年ぶりに誕生したり、日本相撲協会を退職した元横綱・白鵬が「世界相撲グランドスラム」構想を発表したりと、話題の多い角界。ジョージア出身で、5年前に引退した臥牙丸さんは、白鵬とも親しかった。今どうしているのか。
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臥牙丸さんに会ったのは、栃木県の小山市。
「白鵬さんがいきなり協会を離れたのには、僕も驚きました。いろいろあっての決断だろうから、尊重したい。すぐに連絡して『できることがあれば、協力させていただきたい』と伝えました」
臥牙丸さん、まずはこう言った。現役時代は巨漢で知られたが、JR小山駅で待ち合わせた臥牙丸さんは、だいぶんスッキリ。
「今、体重は135キロ。引退してから、ダイエットしました。1日1食500キロカロリーだけで、10キロ歩いたら、3カ月で60キロ痩せました。でも、急に痩せすぎたせいで病院に運ばれ、お医者さんに怒られました。奥さんも心配しているから、毎月病院で検査を受けてきました」
3年前に日本人女性と結婚。内助の功もあって体調管理に気を配り、ようやく先日、お医者さんから「もう来なくていい」と言われたそうだ。
「引退してからは、昼寝をしなくなり、仕事で気が紛れるから、おやつを食べなくなり酒もあまり飲まなくなった。だから、リバウンドもしないです」
それは良かった。
仕事というのは、小山市を拠点に、中古車のタイヤなどのパーツを故国ジョージアに輸出する事業をしているのだそう。