参院選終盤戦「下剋上」14選挙区はココだ! 自公の“指定席”で続々と落選危機…過半数維持は絶望的
参院選は終盤戦に突入。20日の投票日まであと5日となったが、与党の自民党と公明党への逆風は強まり、情勢はさらに悪化している。週末にメディアや政党が実施した調査などを分析すると、公示前や序盤戦では自公候補が優勢だったものの、非自公の候補に追い上げられたり、追い抜かれたりして落選危機に陥っている“下克上”選挙区が14もあった(別表参照)。
改選定数が2以上の複数区はこれまで自公の「指定席」だった。日本維新の会の本拠地である大阪こそ、早くから接戦が予想されたものの、それ以外は安泰のはずだった。しかし、埼玉、神奈川、愛知、京都、兵庫、福岡で最終議席争いだ。
その多くが、「日本人ファースト」を訴える参政党候補の支持拡大により戦いの構図が変化したことにある。