コース内にクマ出没で初日も中止…ホステスプロ勝みなみはそれでも「初代女王」狙えるか

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 大会名を昨年までの「明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」から改めた、「明治安田レディスゴルフトーナメント」(仙台クラシックGC=宮城、6642ヤード・パー72)が思わぬアクシデントに見舞われた。

 16日、コース内にクマの出没が確認され、行われていたプロアマ戦が急きょ中止に。招待客と選手がコースからの避難を指示されたのだ。

 開幕予定だった17日の初日も中止に。タイトルパートナーである明治安田生命と所属契約を結ぶ勝みなみ(27)も驚いていたが、ホステスプロとして今大会への意気込みは誰よりも強い。

 舞台となる宮城県の仙台クラシックGCは、高低差が15メートルのフラットな丘陵コース。大会関係者が、「勝さん向きです」とこう言う。

「アウトよりインコースの方がスコアを出しやすいと思いますが、とくにインコースは勝さんのような飛ばし屋が有利。ドライバーのキャリーが230ヤードあればフェアウエーバンカーを越えます。キャリーが220ヤードまでの人は、バンカーと両サイドの木によってライディングエリアが狭くなる。グリーンも厄介なアンジュレーションがあるので、なるべく短い番手でやさしいラインにつけたい。勝さんの263ヤードは米ツアーでは71位ですが、国内ならトップ。期待できます」

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