ドジャース大谷の本塁打王&MVP、カブス誠也の打点王を阻むフィリーズの長距離砲
フィリーズの大砲が接戦にケリをつけた。
日本時間16日、ブレーブスの本拠地アトランタで行われた大リーグのオールスターは、九回で決着がつかず、史上初のホームランダービーによるスイングオフ(タイブレーク)に突入。ア、ナ両軍の監督がそれぞれ3人の打者を指名、1人3スイングによる本塁打数を競った。
アが2人目を終えて3-1とリードしたものの、ナの2人目に登場したフィリーズのカイル・シュワーバーDH兼外野手(32)が3スイング全てスタンドに叩き込み、逆転勝ちの立役者となった。
文句なしで球宴MVPに選ばれたシュワーバーはMVP2度のハーパーとともにフ軍打線を牽引、メジャーを代表する長距離砲だ。昨季まで4年連続30本塁打以上をマーク、2022年には46発を放ってナの本塁打王を獲得し、打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞に選出された。