美人局でフルボッコに…満身創痍状態の20代男性を山中に放置した男女5人組の鬼畜の所業
「おかしいな」と思っていたところ、いきなり付近に隠れて待ち伏せしていた圭吾容疑者と三木田容疑者が飛び出してきて、「おまえ、コラ、調子に乗っとんちゃうぞ」と叫びながら襲いかかってきた。男性は抵抗も逃げる間もなく、その場で2人にフルボッコにされた。
「男性は首根っこをつかまれて松本が待つ車まで連れて行かれた。男3人に1時間にわたって拉致監禁され、車で連れ回された。その間、圭吾は瀕死の状態の男性からキャッシュカードの暗証番号を聞き出して、現場で待機していた恵里那に電話をかけ、『今からコンビニに行ってくれ』と指示した。恵里那は一緒にいた浜と無施錠だった男性の車のダッシュボードから財布や運転免許証を取り出し、ATMで現金を引き出そうとしたが、失敗した」(捜査事情通)
5人は男性の「後始末」をどうするか話し合うため、再び公園に集合。「山に放りに行こう」という結論に至り、約5キロ離れた「泉南阪南共立火葬場」に向かい、翌9日午前0時半ごろ、グッタリした男性を門扉の前に放置。
「季節は4月上旬で現地の気温は6度ほどだった。男性はパーカとズボンといった着の身着のままの姿で、その場に置き去りにされた。真っ暗な夜道をひたすら歩き続け、1時間半さまよいながら、約4キロ先にあった病院にようやくたどり着き、助けを求めた」(前出の捜査事情通)