メダル逃がすも…早くも始まった高梨沙羅「大学進学」争奪戦

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 ソチ五輪スキージャンプ女子ノーマルヒル(11日=日本時間12日未明、ルスキエゴルキ・ジャンピングセンター、ヒルサイズ106メートル、K点95メートル)で、高梨沙羅(17)はまさかの4位に終わった。

 逆転の可能性があった2本目は98.5メートル、飛型点も50点で118.9点と1本目を下回るジャンプ。その時点で2位。金メダルが消えた。さらに残るフランスのC・マテル、フォクトが高梨を上回り、結局メダルなしに終わる。その瞬間、観客席の日本人応援団からは、ため息が漏れた。

「本人も納得のいかないジャンプと言うように、緊張や力みからか、踏み切りのタイミングが若干遅れたようだ。追い風の不利な条件だったにしても距離も出ていない。以前、高梨にインタビューしたとき、マスコミから追い回されるようになってどうなのと聞いたら、私は抜けたところがあるから気にならないです、と言っていた。精神的にもしっかりしていると思っていた。今季のW杯で13戦10勝。その高梨でも五輪の舞台は特別だったのでしょう」(スポーツライター・高野祐太氏)

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