メダル逃がすも…早くも始まった高梨沙羅「大学進学」争奪戦

公開日: 更新日:

 ソチ五輪スキージャンプ女子ノーマルヒル(11日=日本時間12日未明、ルスキエゴルキ・ジャンピングセンター、ヒルサイズ106メートル、K点95メートル)で、高梨沙羅(17)はまさかの4位に終わった。

 逆転の可能性があった2本目は98.5メートル、飛型点も50点で118.9点と1本目を下回るジャンプ。その時点で2位。金メダルが消えた。さらに残るフランスのC・マテル、フォクトが高梨を上回り、結局メダルなしに終わる。その瞬間、観客席の日本人応援団からは、ため息が漏れた。

「本人も納得のいかないジャンプと言うように、緊張や力みからか、踏み切りのタイミングが若干遅れたようだ。追い風の不利な条件だったにしても距離も出ていない。以前、高梨にインタビューしたとき、マスコミから追い回されるようになってどうなのと聞いたら、私は抜けたところがあるから気にならないです、と言っていた。精神的にもしっかりしていると思っていた。今季のW杯で13戦10勝。その高梨でも五輪の舞台は特別だったのでしょう」(スポーツライター・高野祐太氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン