ロッテ“アジャ”井上が本音を激白 「開幕後はガチガチで…」

公開日: 更新日:

 オープン戦はすごかった。打率.435、2本塁打で首位打者。ドラフト制導入後、ルーキーの打率1位は史上初のことだった。伊東監督は迷わず、開幕4番に抜擢。だが、いざ本番が始まったら、ここまで6試合で3安打の打率.167である。6日の日本ハム戦も2打数無安打に終わった「アジャ」こと井上晴哉(24)を直撃した。

――オープン戦で絶好調だったのに急に打てなくなった原因は?

「一番は自分の気持ちの問題だと思います。一言で言えば、緊張、プレッシャーですね。(2試合で4番に座った)開幕3連戦は緊張しっぱなし。自分が何をやっているのかわからないくらいでした」

――失礼ながら、重圧を感じるような風貌、性格には……。

「ボクもそうだと思っていましたよ(笑い)。実際、開幕前日まで全く緊張感がなくて、自分でも不思議なくらいリラックスしてました。でも、開幕戦当日になって急に緊張感がわいてきまして。朝起きて、新聞に『アジャ、開幕4番!』って自分のことが書いてあるのを見て、よしやるぞ、と思ったのはいいんですけど、『オレが4番か。4番が打たないと』と自分自身でプレッシャーもかけてしまった。徐々に体が硬くなってきて、昼すぎに宿舎でユニホームに着替える頃にはもうガチガチ。今だから言いますけど、球場に向かうバスの中ではもうアタマの中が真っ白でした」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性