古巣・西武に“丸裸”にされていたロッテ涌井の今後

公開日: 更新日:

 涌井の今季初登板は古巣の西武が相手。六回途中まで118球を投げ、5安打3失点で黒星を喫した。

 開幕前は2試合連続7失点以上。絶不調で臨んだ公式戦初戦は、結果が伴わないことはある程度予想できたが、それにしてもこの日は相手も悪かった。プロ入りから丸9年も在籍した西武は、涌井の「波」を熟知している。

 西武のスタメンマスクをかぶった上本は試合前、「(涌井については)ある程度(投球は)わかっています。球筋や球種、何が軸(のボール)で、これがダメな時にはこうするとか」と話していた。

 昨年まで「正妻」だった炭谷も、「オープン戦の登板をDVDで見た上での話ですが」と前置きしてこう語っていた。

「(涌井さんは)直球がシュート回転していると調子が悪いのですが、今がそう。直球の球威も昨年後半は150キロ近く出てましたが、今は140キロ台前半。それ以外にもいろいろとあるので。そういう情報を(ナインで)共有していますから」

■直前登板にはスコアラーも出さず

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  2. 2

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 3

    箱根駅伝は「勝者のノウハウ」のある我々が勝つ!出雲の7位から良い流れが作れています

  4. 4

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  5. 5

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  1. 6

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  2. 7

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  3. 8

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  4. 9

    村上宗隆、岡本和真、今井達也のお値段は?米スカウト&専門家が下すガチ評価

  5. 10

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方