コンフェデ杯の悪夢払拭へ 連覇狙うスペインに吹く“追い風”

公開日: 更新日:

南米大会の欧州勢は優勝なしだが…

 今大会で連覇を狙うスペイン。欧州予選を6勝2分けの無敗で突破した「無敵艦隊」は日本時間14日(午前4時~)、前回準優勝のオランダ戦で船出を迎えるが、最重要課題は「暑さ対策」だ。

 昨年6月のコンフェデ杯決勝では、王国ブラジル相手に0―3とまさかの完敗。その直前の準決勝イタリア戦でも気温35度、湿度80%というブラジル北部の高温多湿地帯にあるフォルタレザでのプレーを強いられて大苦戦。PK戦の末、決勝に進出したものの、スペイン代表のデルボスケ監督は「高温多湿による選手のコンディション不足」と語っていた。

 欧州リーグを主戦場とするスペイン代表選手は、比較的涼しく乾燥した気候で日々、プレーしている。そんな状況から南米開催の今大会は厳しい戦いが予想されている。

 しかし、「試合会場に恵まれた」ともっぱらだ。

 スペインは昨年のコンフェデ杯、赤道直下のフォルタレザで立て続けに2試合を戦った。これが選手のスタミナを消耗させた。

■酷暑会場ではわずか1試合

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘