3発逆転勝利も…マルセロのOGに見たブラジル代表の“死角”

公開日: 更新日:

 ブラジルW杯が12日午後5時(日本時間13日午前5時)、サンパウロ・アリーナで開幕した。A組のブラジルとクロアチアが対戦。3-1でブラジルが勝ち、王者の貫禄をみせつけた。

 6万2000人を超える大観衆を最初に沸かせたのは、やはりセレソン(ブラジル代表の愛称)のエースだった。ブラジルは前半11分、DFマルセロのクリアミスによるオウンゴールで先制を許したが、その18分後だった。MFオスカルからパスを受けたMFネイマールはドリブルで中央突破。ペナルティーエリアの外から左足を振り抜くとゴール右ポストに当たる同点ゴール。

 さらに後半26分、ブラジルFWフレジが、ペナルティーエリア内で相手DFロブレンに倒されPKを獲得。ネイマールが冷静に右足インサイドでゴール左隅にキック。キーパーは反応し、両手に当てるも、ボールはゴール左のサイドネットを揺らした。

 1点リードでゲームの主導権を握ったブラジルは後半ロスタイム、オスカルがセンターラインでパスを受け、スピードに乗ったドリブルでペナルティーエリアの手前まで突進。キーパーのタイミングをずらす絶妙な右足のトーキックでゴール左隅に決めた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」