3発逆転勝利も…マルセロのOGに見たブラジル代表の“死角”

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 ブラジルW杯が12日午後5時(日本時間13日午前5時)、サンパウロ・アリーナで開幕した。A組のブラジルとクロアチアが対戦。3-1でブラジルが勝ち、王者の貫禄をみせつけた。

 6万2000人を超える大観衆を最初に沸かせたのは、やはりセレソン(ブラジル代表の愛称)のエースだった。ブラジルは前半11分、DFマルセロのクリアミスによるオウンゴールで先制を許したが、その18分後だった。MFオスカルからパスを受けたMFネイマールはドリブルで中央突破。ペナルティーエリアの外から左足を振り抜くとゴール右ポストに当たる同点ゴール。

 さらに後半26分、ブラジルFWフレジが、ペナルティーエリア内で相手DFロブレンに倒されPKを獲得。ネイマールが冷静に右足インサイドでゴール左隅にキック。キーパーは反応し、両手に当てるも、ボールはゴール左のサイドネットを揺らした。

 1点リードでゲームの主導権を握ったブラジルは後半ロスタイム、オスカルがセンターラインでパスを受け、スピードに乗ったドリブルでペナルティーエリアの手前まで突進。キーパーのタイミングをずらす絶妙な右足のトーキックでゴール左隅に決めた。

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