高谷が熱湯被害…男子レスリングの反則行為はなんでもあり

公開日: 更新日:

 男子レスリングにはとんでもないゴロツキがいたものだ。

 日本の高谷惣亮(25)が銀メダルを獲得した74キロ級でのこと。その高谷が3回戦でムラド・ガイダロフ(ベラルーシ)と対戦した際、試合中にパンチをされるなど、反則行為を受けた。それでもひるまず、3-0で下したが、その後、次戦に備えて休んでいると、なんとガイダロフから頭に熱湯をかけられたという。

 負けた腹いせに場外乱闘を仕掛ける選手はまれとはいえ、試合ではペナルティー覚悟での反則行為は少なくない。

 寝技では特に反則が起きやすい。最も多いのが“浣腸”だ。相手の寝技から逃れるため、押さえ込まれた選手が相手の肛門に指を入れてひるませるのだ。寝技では他に、相手を振りほどこうともがいている際、偶然を装って指で目つぶしする選手もいる。試合後、目を真っ赤に腫らして退場する選手が多いのは、このためだ。

 中近東には相手の反則を引き出したり、インチキに長けた選手が多いという。押さえられて身動きが取れなくなると、相手の指を自分の口や目に入れて反則をアピール。タックルを受けて倒されると、大げさに苦悶の表情を浮かべて急所攻撃を受けたと訴える選手もいるほどだ。

 日本人選手は特に狙われており、圧倒的に強いことから女子の吉田や伊調などは格好のターゲットにされているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか