「ダメなら厳しく書いて」 ソフトB松坂大輔が語った“覚悟”

公開日: 更新日:

「元に戻すというより(フォームを)良くしたいということです。だから佐藤さん(コーチ)に見てもらおうと思ったんです」

■今はフォームを固めることを優先

――実績ある投手が、今ごろフォームを修正することに不安はないのですか?

「それはないですね。キャンプ前にも少し話をしましたが、基本的に僕と佐藤さんが考えていることはズレていないので。ヒジ(の高さ)や体の開き、ステップした足の踏み出しとか、いろいろとチェックするところはありますが、違和感みたいなものは今のところないです」

――マイペース調整を続けていくと。

「できればそうしていきたいです。というより、僕の場合はやっぱり1年間を通して活躍することが目標です。それに……」

――それに?

「他の投手の方々には申し訳ないというか、僕はもう、この時期からアピールする立場じゃないと思うんです。仮に今、僕が西武の新人のころだったら、このぐらい(第2クール)から首脳陣にアピールしていかないといけないと思いますが、今は年も重ねましたし。アピールよりは、自分のフォームを固めることであったりとか、体の状態をよくして、長くチームで活躍することを優先した方がいいと思うんです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因