SB松坂困惑…コーチの“過剰指導”でプライドがズタズタ

公開日: 更新日:

 まるで新人のようだった。ソフトバンク松坂大輔(34)が5日、今キャンプで初となる本格的な投球練習を行ったが、肩慣らしのキャッチボールの段階から、佐藤義則投手コーチ(60)が付きっきりでアドバイスを始めたのである。

 事前に松坂が、「長年の悪いクセが抜けないので、チェックをお願いした」と言うものの、「チェック」という範疇を明らかに超えていた。

 変化球を交えながら捕手を立たせて24球、座らせて35球の計59球を投げる間、佐藤コーチが付きっきりで手取り足取りアドバイス。松坂の右腕をつかまえて肘の位置を修正したかと思えば、次はリリースポイントの確認。さらにはセットポジションの背後に至近距離で立って体の開きを抑えるといった具合で、佐藤コーチの“メス”が入るたび、ブルペンにはカメラのシャッター音が鳴り響いた。本格的なブルペン投球初日からプロ1年目のような「指導」を受けては、カメラマンが驚いてシャッターを切るのも当然だろう。

「お前らだって(投球練習を)見てたんだから、あの投げ方がいいかどうかわかるだろ?」とは、練習後の佐藤コーチ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー