ダル離脱で先発手薄なレンジャーズがカブス和田に触手

公開日: 更新日:

 エース右腕ダルビッシュ有(28)が右肘のトミー・ジョン(腱の修復)手術で今季絶望となったレンジャーズ。

 投手陣の力不足は明らかで、オープン戦30試合でのチーム防御率6.14は30球団ワースト。14人が務めた先発陣の防御率は7.24と、30球団で唯一の7点台(数字はいずれも31日終了時)。オープン戦は主力が調整し、若手やマイナー選手を試す場とはいえ、早くも先発陣は崩壊状態だ。

 今季のレンジャーズのローテーションはガヤルド(前ブルワーズ)、ホランド、ルイス、デトワイラー(前ナショナルズ)、マルティネスの5人。このうちホランドとデトワイラーの左腕2人は万全と言い難い。ダルに代わるエース格と期待されていたホランドは、キャンプ中に左肩の違和感を訴えて調整が大幅に遅れている。開幕には間に合う見込みでも、故障が多いタイプだけに戦列を離れるリスクがある。先発3番手のデトワイラーはナショナルズ時代の12年に先発で10勝(8敗)を挙げながら、腰痛などの故障もあって翌年から中継ぎ降格。先発は2年ぶりの復帰となり、ブランクが不安視される。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性