マー君の中4日先発に権藤博氏が理解も「日本は甘い」と苦言

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■球数厳守なら「中4日」は十分可能

 念のために記しておくが、肩や肘がどうなってもいいから、チームやファンのために投げまくれ、と言いたいのではない。私の経験上、先発投手は肉体的、精神的負担を考慮しても中4日で問題なく投げられると確信しているから、もったいないし、過保護だと思ってしまうのだ。

 コーチ時代、私は前日に先発した投手によくこう聞いた。

「きょうもいけるか?」

 本気で言っているのではなく、肩や肘の状態を確かめるためだ。

 当然、ほとんどの投手は「きょうは無理です。まだ(肩や肘が)張ってます」と答えるが、2日後に同じ質問をしてみると、「きょうもまだしんどいですが、明日なら大丈夫です」とたいていの投手はそう言った。回復具合には個人差があるから1日くらいの違いはあっても、9割方は「中3日で張りは取れる」と口を揃えるのだ。万全を期し、かつ、投げたい欲求を高めるためにもう1日空けて中4日。100球前後の球数制限を守るのを絶対条件にすれば、十分に可能だと思う。

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