プレー中にジャラジャラと…日ハム中田翔のネックレスに「不快」と苦言

公開日: 更新日:

 プロ野球選手もいまや、グラウンドで個性を主張する時代だ。

 なにも160キロの球を投げたり、大きな本塁打を打ったりすることだけが評価されるわけじゃない。アクロバチックな守備やトリックプレー、大胆な走塁なども見る側を楽しませる。

 とはいえ、ファンあってのプロ野球。見ている側に不快感を与えるような身だしなみや所作は論外ではないか。

 例えば、21日の西武日本ハム戦。日本ハムの4番・中田翔(26)は首から太くて長い金属製のネックレスをぶら下げてプレー。途中、ユニホームの外に飛び出したネックレスが邪魔になったのか、何度もアンダーシャツの中に押し込むシーンもあった。

「よく運動選手がしているような短いものならまだしも、そんな長いジャラジャラしたネックレスをされたら、見ている方の邪魔になりますよ」と、プロ野球ファンの作家・麻生千晶氏がこう言った。

「プロ野球ファンは選手のプレー、技を集中して見たいのに、そんなものをされたらチャラチャラしているのが気になって邪魔になるだけです。体に良いものもあるといいますけど、中田さんはまだ若いし、そんなものに頼る年齢でもないでしょう。それにプロ野球選手にとって、グラウンドは神聖な職場じゃないですか。そこでわざわざ自分の品位をおとしめるようなことをする必要はないでしょう。ネックレスがいまの流行とは思えませんが、どうしてもおしゃれがしたいというのであればグラウンドを出てからやりなさいと言いたいですね」

 中田は昨年暮れ、年俸2億円の高給取りになった。これ見よがしに高価なネックレスをぶら下げているのかもしれないが、ファンが見たいのは一本でも多くのでっかいホームラン。プロ野球選手がグラウンドで、街のチンピラがするような派手なネックレスをしても見苦しいだけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  5. 10

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ