田中将は3回3失点 ヤ軍が密かに計る「右肘手術」のタイミング

公開日: 更新日:

 ヤンキースは田中が右肘靱帯の修復手術を受けない限り、莫大な投資に見合う戦力として計算が立たないと考えているのだ。

「少しでも長い期間、フルに働いてもらおうと思ったら、できるだけ早い時期の手術がベスト。田中抜きでも若手先発が踏ん張って首位争いをしている今季が、格好のタイミングでもあるのです。6月上旬の実戦復帰がウワサされていますが、最初の1~2試合で全盛時の投球ができないようなら、手術を受けざるを得ない状況に持っていくのではないか」(東海岸の代理人関係者)

松井秀喜も“両膝手術”に追い込まれた

 もっとも、ヤンキースが田中に手術を受けさせようとしたところで、決めるのは本人だ。「手術を受けざるを得ないように持っていく」なんてことができるのか。

「例えば元サイ・ヤング賞投手のペドロ・マルチネスが、『手術をしない限り治らない』とかたくなに言っていたことにしても、誰かに言わされた可能性がある。ヤンキースはそれこそ、メディアだって平気で使いますからね。松井秀喜がかつて両膝を手術した時も、本人の意思とは違う方向へどんどん追い込まれたと聞いています」(同代理人関係者)

 早ければ6月上旬にもメジャー復帰が予定されているが、手術は実は刻一刻と近づいているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議