偶然かそれとも? 清宮早実が3試合連続「第1試合」の不思議

公開日: 更新日:

「それに、早実は朝の試合に慣れている。西東京大会の3、4、5回戦はいずれも9、10時開始の第1試合。準決勝も9時開始の第1試合だった。甲子園でも8時開始は3度目。一方の対戦相手は慣れない8時からの試合のため、早朝4時起きなどの対応に追われる。毎回同じ時間に試合を行う早実は有利。だから、“早実の試合開始時間は意図的なものじゃないか”という声が出ている。出場している知り合いの強豪校の監督が冗談交じりにそう言っていたよ」(パ・リーグスカウト)

 ただでさえ、早実は高野連に特別扱いされている。当初は甲子園まで徒歩5分の小規模宿舎だったが、バスで約20分の大型ホテルに急きょ変更。高野連の指示である。開会式でも早実のバスだけが出入り口前に横付け。他校からはブーイングが出ていた。これも、試合開始時間でも特別扱いされているのでは、という疑念の声につながっているのだろう。

■高野連に直撃すると…

 そこで、本紙記者は甲子園球場内の高野連本部を訪ね、担当者に聞いてみた。

――早実の第1試合が3試合続いています。意図的だという声が出ていますが。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  5. 5

    オリックスまさかのドラフト戦略 「凶作」の高校生総ざらいで"急がば回れ"

  1. 6

    ヤクルト2位 モイセエフ・ニキータ 《生きていくために日本に来ました》父が明かす壮絶半生

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    “代役”白石聖が窮地を救うか? 期待しかないNHK大河ドラマ『豊臣兄弟』に思わぬ落とし穴

  4. 9

    福山雅治は"フジ不適切会合参加"報道でも紅白で白組大トリの可能性も十分…出場を容認するNHKの思惑

  5. 10

    バスタオル一枚の星野監督は鬼の形相でダッシュ、そのまま俺は飛び蹴りを食らった