“最右翼”立浪氏就任を阻む事情 楽天監督「デーブ続投」情報

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 楽天の取締役に引き立てられた星野仙一球団副会長(68)には、「編成総責任者」として監督人事の決定権も与えられている。すでに辞意を固めている大久保監督(48)の後任選びが最初の大仕事となる中、現時点での筆頭候補としてウワサされているのが元中日立浪和義(46)である。

 星野副会長の愛弟子の立浪は、ミスタードラゴンズとして2000安打も達成した名古屋の大スター。入団時から将来の監督を約束された幹部候補生にもかかわらず、現在の中日を取り仕切る白井オーナー、落合GMと折り合いが悪く、引退してから6年、一度もユニホームを着ることなく冷や飯を食わされているのが実情だ。不遇をかこつそんな愛弟子に星野副会長が救いの手を差し伸べ、楽天監督の座を用意する――いかにもな筋書きだが、地元名古屋では懐疑的だ。

「白井オーナーも今年で御年87歳。ここ数年は毎年のように勇退説が取り沙汰される。年齢を考えれば、遠くないうちに身を引く可能性が高い。そうなれば落合GMも終わり。間違いなく立浪は監督候補の1番手になる。4年契約の現在の谷繁監督の契約はあと2年。楽天から誘われても、受けないですよ」(関係者)

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