中日低迷の“戦犯”がなぜ? 落合GM「現場復帰」情報の真偽

公開日: 更新日:

 実際、球界関係者の間では「水面下でDeNAやオリックスが落合GMを来季監督候補にリストアップしている」という話が囁かれていた。どちらも優勝を期待されながら、Bクラスに低迷。そこで「勝てる監督」として落合GMに白羽の矢が立った――そんな話なのだが、マスコミ関係者は懐疑的だ。

「8年間で優勝4回、日本一1回の落合監督の実績は凄いが、カネもかかる。監督時代の年俸は最高で5億円までいったといわれ、コーチの給料まで自分で査定した。その結果、当時は首脳陣の年俸総額が10億円を軽く超えたともっぱらだ。あのDeNAやオリックスが監督落合にそれだけのことをするとは思えない。実際、オリックスは福良ヘッドの監督昇格で本決まり。そもそも中日退団うんぬんは、落合GMサイドが意図的に流すブラフだという見方も根強い」

 今回の中日の内紛騒動には、グループのドンである白井オーナーも苦虫を噛み潰しているとされる。監督時代から落合GMの最大にして唯一の後ろ盾といわれたが、来季のコーチ人事などで谷繁監督の希望を尊重し、聞き入れる動きを見せている。これに危機感を持ったGMサイドが、他球団移籍を利用してオーナーを揺さぶった、というのはあり得る話だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  4. 4

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  5. 5

    ウクライナ出身力士 安青錦がすべてを語った…単身来日して3年、新入幕で敢闘賞

  1. 6

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  2. 7

    奥さんが決断してくれた…元大関の小錦八十吉さん腎臓移植を振り返る

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  5. 10

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"