混迷する巨人監督人事 “本命”由伸現役続行希望で泥沼の様相

公開日: 更新日:

「江川は集客できる。彼は悪名高いが、悪名は無名に勝る。彼をヘッドコーチにすれば、次は江川が監督だと江川もファンも期待するだろう。しかし、監督にはしない」

 球団を放逐された清武元球団代表による暴露話だから真偽は定かじゃないが、妙に納得するOBが多かった。昨18日、都内で「(監督就任の)話はありません」と報道陣に答えた江川の敵は少なくないのだ。

「結局、川相ヘッドコーチの昇格に落ち着く可能性が高いと思う。地味だが実務派で、チームと選手を熟知しているという点では一番。厳しさもある。集客面の不安を抜きにすれば、読売幹部が最も評価しているのが川相ヘッドですから」(読売関係者)

 いずれにしろ、巨人の監督問題は長期戦必至の雲行きである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動