マイコ痛恨KOも評価不変 残留へ巨人が“太っ腹契約”用意

公開日: 更新日:

 15日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦。巨人はマイルズ・マイコラス(27)が先発したが、六回途中8安打4失点でヤクルト打線にKOされた。これで対戦成績は1勝2敗となった。

 外国人最多タイのシーズン11連勝を飾り、今季チーム勝ち頭の13勝(3敗)。最高勝率のタイトルを獲得した安定感を買われ、ファーストステージ初戦の先発に抜擢された。そこから来日初の中4日での登板だった。原監督は「中4日? 球の走りそのものは良かった。今日は少し制球がベース板の中に入ってきたというのはあるけど」と残念そうだった。

 最終戦までもつれれば、中3日で再び先発マウンドに上がる可能性がある。原監督の評価はそれほど高い。球団の評価もしかりである。このエース格の残留交渉がオフの最重要課題なのだ。

「打線が打てない中、マイコラスが加入していなかったら大変なことになっていた。CSの初戦がエースの菅野ではなく、マイコラスだったというのが、現在の立場を表している。ただ、大リーグ各球団も熱視線を送っていて復帰の可能性もウワサされている。契約面で最大限の誠意を見せることになる」(チーム関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾