白鵬はご満悦も…奇策「猫だまし」で地に落ちた横綱の品格

公開日: 更新日:

 こんな低俗な相撲は見たことない。

 九州場所10日目、横綱白鵬(30)が栃煌山に「猫だまし」を繰り出した。立ち合いでバチン! と両手を鳴らすと、面食らって突っ込む栃煌山をひらり。土俵際で振り返った相手に、再び猫だましだ。さらに難なく寄り切ると、いたずらっぽく栃煌山の胸をポンと叩いた。

 支度部屋に戻った白鵬は「うまくいった」と悦に入ることしきり。報道陣の前で手を叩くしぐさも見せたが、盛り上がっていたのは白鵬ただ一人だ。

 猫だましは力の劣る力士が行う奇策。当然、横綱にふさわしい技ではない。横綱経験のある北の湖理事長も、「やる方もやる方。横綱がなんて、前代未聞」と吐き捨てた。

 確かに今の日本人力士は白鵬にナメられても仕方ない。が、だからといって双葉山や大鵬といった大横綱が猫だましなんてしたのか。横綱は地位にふさわしい振る舞いが求められる。それは禁じ手といったルールとはまた別のことだ。

「どうだ、オレはこんなことも出来るんだ」と誇示したかったであろう白鵬。好角家からすれば、醜態以外の何ものでもない。

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