秋場所休場もぬかりなし…横綱・白鵬は“引退後”に準備着々

公開日: 更新日:

「くだんの顧問に急接近しているそうですよ」

 角界関係者がこう話すのが、横綱白鵬(30)の動向だ。

 顧問とは、昨年話題となった裏金動画で札束を受け取った人物。北の湖理事長の腹心を務め、相撲協会内では絶大な影響力を持っている。

 白鵬がそんないわく付きの人物と関わろうとする理由は、引退後に親方になるためだ。現行のルールでは親方になれるのは日本国籍を有する者のみ。しかし、白鵬は国籍取得に難色を示している。

 冒頭の関係者は「そこで顧問の存在が重要になる」と、こう続ける。

「北の湖理事長はこの顧問の言いなり。顧問さえ味方に付ければ、規定変更も不可能じゃない、と考えている。しかも、この顧問は体調に不安を抱える北の湖理事長の次のターゲットとして、『協会の切り札』といわれる貴乃花親方もすでに取り込んでいる。貴乃花親方は北の湖派。『オヤジが世話になっていますから』と、顧問にペコペコしている。白鵬は貴乃花親方にもすり寄っています」

 9月場所を休場した白鵬だが、水面下では着々と引退後の準備を進めている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー