共催ツアーにスピース出場も…日本ゴルフ界が喜べない理由

公開日: 更新日:

 28日(木)に開幕する日本ツアーとアジアンツアーとの共催大会「SMBCシンガポールオープン」。昨季メジャー2連勝でブレークしたJ・スピース(22)が出場する。

 今年は現代自動車チャンピオンズで早くも1勝目を挙げ、前週の「アブダビHSBCゴルフ選手権」では5差5位と好調をキープしている。その大会優勝のR・ファウラー(27)は米国に戻り、今週はJ・デイ(28)、P・ミケルソン(45)らトッププロが集まる「ファーマーズ・インシュランス」に出場するが、スピースはシンガポールで“途中下車”、60人の日本人プロたちと戦う。

 スピースの出場に一番喜んだのが、日本ゴルフツアー機構(JGTO)をはじめとする日本のゴルフ関係者だ。今大会は共催とはいえ、今季日本ツアーの初戦であり、新規大会。スピースが出場することで試合の格が上がり、注目度も上がるからだ。もしスピースが優勝争いに絡めば、テレビ中継の高視聴率も期待できるから、スポンサーにもいい顔ができる。まさに「スピースさまさま」なのである。

 ツアー関係者がこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ