石川、小平の「2ndカット」でわかる日本タイトルの軽さ

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【ソニーOP】

 日本メジャー覇者の実力など、海外で戦えばしょせんこの程度なのだ。

 ソニー・オープン3日目は、昨年の日本オープン優勝の小平智(26)が36位発進から74と崩れ、通算1アンダー81位。日本シリーズ優勝の石川遼(24)は66位発進から73で回り、通算イーブンパー、84位と順位を落とし、そろって3日目で姿を消すことになった。

 米ツアーには「79人以上が予選通過の場合、第3ラウンド終了時点で70位タイ以内の選手のみが最終ラウンドに進める」というセカンドカットの規定があり、これに小平と石川の2人は引っかかってしまったわけだ。

 米ツアーは2016年シーズンがスタートしたばかりで、今大会にはJ・スピース(22)、J・デイ(28)、R・マキロイ(26)ら世界ランク上位選手が軒並み欠場している。つまりトッププロを欠いた大会であり、試合のレベルもメジャーなど大きな大会に比べても高くない。しかし、日本タイトルを手にした小平と石川はまともに4日間プレーできなかった。

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