中日に“虎キラー”現る ビシエド豪打戻りサヨナラ2ランも

公開日: 更新日:

「ハンシンはオレの顔を見たくないだろうね」

 17日の阪神戦。延長十回にサヨナラ2点本塁打を放った中日のビシエド(27)はナインにそう言っているそうだが、それもそのはずである。

 福原が投じた外角の真っすぐを右ポールにブチ当てた今季6号は、阪神投手陣から放った実に5本目の本塁打。6試合の対戦打率は、.538という相性のよさなのだ。

「一発を狙わず、常にジャストミートを心がけている。最高の場面で最高のバッティングができた」

 笑顔で殊勲のアーチを振り返ったものの、調子は下降線だった。ここまで打率.370、6本塁打、14打点とリーグの上位をキープしているとはいえ、この阪神3連戦の前まで10試合で打率.235、1本塁打、2打点。7四球とボール攻めに遭っていたことで、調子が狂いかけていた。

 それが、開幕カード以来となる15日の阪神戦で4打数3安打1本塁打と爆発。カモを相手に豪打を取り戻し、この日はチームを今季初の同一カード3連勝に導いた。

「ビシエドひとりに助けられたようなもの」

 そう言った谷繁監督も阪神サマサマだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢