ハリル後任に“第4の男” CS進出の川崎・風間監督が急浮上

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■田嶋会長とはツーカーの仲

 風間監督の「試合内容や選手について記者会見などでネガティブな物言いをしない」(マスコミ関係者)ところも、サッカー界の中で高評価されている。風間監督は「個別に改善点などは伝えるが、人前で選手はヒドかったなどと言うべきではない」という考え。UAE戦の後に「ワタシのチョイスが悪かった」と自分で選んでおきながら選手に敗因を押し付け、総スカンを食らったハリルホジッチとは大違いだ。「日本サッカー協会の田嶋幸三会長の存在も、風間監督の代表監督就任を強力プッシュする」とはあるマスコミ関係者。

「後任候補の長谷川G監督、風間監督、ともに田嶋会長にとっては、筑波大サッカー部の可愛い後輩に当たるが、中でも風間監督と田嶋会長はツーカーの仲。風間監督は06年からサッカー協会特任理事を、08年からは理事を務めたが、それもこれも専務理事や副会長を歴任した田嶋現会長の要請を受けたから。田嶋会長の強い要請があれば、次期代表監督を選定する部署の強化委員会は反論できない」

 ハリルホジッチ後任レース。第4の男が一気に差し切るかもしれない。

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