日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

右膝と腰痛めたイチロー 練習中のケガは「老い」なのか?

 マーリンズ・イチロー(43)がキャンプ序盤にいきなり故障である。

 21日(日本時間22日)の守備練習で同僚選手と交錯、右膝と腰を痛めた。外野手同士が飛球処理を確認する練習中で、両者とも互いに声を掛け合っていた中で起きた事故だった。

 これまでのイチローなら練習中に味方選手との接触など皆無に等しかった。試合でもフェンス際で捕球する際、当たり所を計算して上体を翻すなど、体へのダメージを極力、軽減してきた。09年に胃潰瘍と左ふくらはぎ痛を患った以外、大きな故障もなかった。

 イチローは今年の10月で44歳。メジャー最年長野手も寄る年波には勝てないのか。フィジカルトレーナーの平山昌弘氏がこう解説する。

「去年までのイチローのプレーを見る限り、肉体は限界に達してないと思います。むしろ反射神経が衰えてきたと考えるのが普通でしょう。人間は年とともに突発的なことへの反応速度は落ちるものです。視野が狭くなったり、動体視力も低下します。ビジョントレーニングで低下は抑えられても、40歳を過ぎれば、向上はほとんど望めない。今回、選手と交錯した際、相手が事前に視界に入っていてよけきれなかったとすれば、反射神経が衰えたと考えられます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のスポーツ記事