マーリンズ売却も 18年日本開幕戦までイチロー安泰のワケ

公開日: 更新日:

 ベテラン外野手の周囲が騒がしい。イチロー(43)の所属するマーリンズが球団売却に動いている。

 9日(日本時間10日)、米経済誌「フォーブス」(電子版)によれば、すでに基本合意に達しており、売却額は16億ドル(約1813億円)。複数の米メディアは、ジェフリー・ロリア・オーナーの交渉相手をドナルド・トランプ大統領の上級顧問を務めるジャレッド・クシュナー氏を中心とした投資家グループと報じている。

 売却の時期は明らかになっていないものの、新オーナーの方針はイチローの去就に影響するか。チームが若返りを図ったり、逆に巨費を投じて大型補強を敢行すれば、ベテラン外野手は戦力外になりかねないからだ。

 イチローは昨年10月、マーリンズから17年の契約選択権を行使され、新たに18年の球団オプションも追加された。イチローの契約延長を発表した際、サムソン球団社長は「19年(の再契約)は分からないが、今後2年間はプレーしてもらう」と断言。フロントが18年に45歳になるベテランの契約延長を早々と明かしたのは、イチローを使ってひと儲けを企てているからにほかならない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  3. 3

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 4

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 5

    高市首相「世界の真ん中で咲き誇る日本外交」どこへ? 中国、北朝鮮、ロシアからナメられっぱなしで早くもドン詰まり

  1. 6

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗

  2. 7

    阪神・佐藤輝明の侍J選外は“緊急辞退”だった!「今オフメジャー説」に球界ザワつく

  3. 8

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  4. 9

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  5. 10

    古川琴音“旧ジャニ御用達”も当然の「驚異の女優IQの高さ」と共演者の魅力を最大限に引き出すプロ根性