ケプカvs松山でガチンコ対決 シニア敗退でようやく実現

公開日: 更新日:

【ダンロップフェニックス 2日目】

 尾崎将司、中嶋常幸の“厄介シニア”が予選で消えて、ようやく今大会も本当の盛り上がりを見せてくる。

 米ツアーで戦う松山英樹(25)が8アンダー2位タイに浮上し、大会3日目(18日)は9アンダー単独首位のブルックス・ケプカ(27)と最終組でのガチンコ対決になった。また、新人で初めて米プレーオフ最終戦に優勝し、1年目に2勝を挙げて「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」を獲得したザンダー・シャウフェレ(24)も2打差4位タイの好位置につけている。

 とくに松山とケプカは因縁の関係だ。

「ケプカの米ツアー初優勝は2015年のフェニックス・オープン。その時、最終日最終組で松山と直接対決し、一時トップに立った松山をケプカが終盤で逆転した。さらに、今年の全米オープンでは松山が最終日に66の猛攻を見せましたが、後続のケプカが松山に4打差をつけてメジャー初制覇。松山は2位に終わり、またも敗れた。米ツアーではメジャータイトルがある、なしで周りの見る目も違ってくる。世界ランクこそ松山4位、ケプカ10位ですが、今季ポイントランクではケプカ21位、松山53位と出遅れています。この大会はともに1勝。お互いに譲れない真剣勝負になるのは間違いありません」(ツアー記者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…