小平智が今季2勝目 大きかった“姉さん女房”古閑美保の功

公開日: 更新日:

【三井住友VISA太平洋マスターズ】

 3打差3位タイ発進の小平智(28)が3連続を含む8バーディー、1ボギーの65で回り、逆転で今季2勝目を挙げた。

 優勝賞金4000万円を上積みして1億5455万円になり、2位宮里優作(37)とは1962万円差の賞金ランク首位に躍り出た。

 だが会見では、「賞金王よりも世界ランク(WR)50位内に入って来年のマスターズ出場と、世界で頂点を目指していきたい」(小平)と目標を語った。

 昔は日本の賞金王がマスターズ委員会から招待されるという暗黙の了解があった。ところが、松山英樹(25)がWR資格で毎年出場するようになってから賞金王は招待されなくなった。だから小平のWR50位内を目指すのは大正解なのだ。ちなみに今大会優勝で小平はWR62位から54位前後に上昇する見込みで、50位内入りにはさらにポイントを稼ぐ必要がある。

 それにしても今年の小平は強くなった。

 評論家の菅野徳雄氏が「海外転戦で成長した」とこう指摘する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言