「パパが一緒じゃなければ」EA入りに際しで母親が言った

公開日: 更新日:

 張本は小学4年で既に県内敵なしだった。それでも、小学3年のときに地元紙の片隅に紹介されたくらいで、マスコミが騒ぎ始めたのは、小学5年の全日本ジュニアで初勝利を挙げたあたりから。

水谷隼君が来て指導をしたこともあった。それが瞬く間に追いついて、卓球協会の対応もその速さには追いつけなかった」

 仙台市卓球協会の鈴木伸一事務局長はそう話すが、成長に合わせる環境整備に、両親は散々悩んだ。張本が結果を出し始め、卓球協会の評価も上がるうちに、2013年9月、東京オリンピック開催が決まる。仙台は子供の教育にうってつけでも、世界の情報からは遠い。かといって、東京に出すことは、勉強か卓球かの選択では収まらない問題だった。

 日本オリンピック委員会(JOC)の傘下に、JOCエリートアカデミー(EA)が設立されたのは2008年だ。特に卓球とレスリングを強化種目として、全国の中高校生の中から突出した素質の運動選手を選抜して、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で寝食を共にして指導を受けさせるシステムだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  2. 2

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  5. 5

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  1. 6

    佐々木朗希vsシーハン 「マイナー落ち」めぐるドジャース崖っぷち2投手がちんこ勝負

  2. 7

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  3. 8

    大和証券グループ「オリックス銀行を3700億円で買収」の皮算用

  4. 9

    「浜崎あゆみの父が見つかった?」と一部で話題に 本人がかつてラジオで明かしていた「両親の離婚」

  5. 10

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?