藤澤組が混合Dで世界出場も…協会に課せられる普及と育成

公開日: 更新日:

 カーリングの日本混合ダブルス選手権決勝は、平昌冬季五輪女子銅メダルのLS北見のスキップ藤沢五月と男子代表のSC軽井沢クの山口剛史ペアが初優勝。4月21日にスウェーデンで開幕する世界選手権混合ダブルスの代表に決まった。

 今回の結果は予想通りといえるが、女子の五輪メダルで人気急上昇のカーリング界にとって大事なのはこの先だ。競技人口も施設も少ないカーリングはこれまで、冬季五輪の時にしか注目されなかった。かつてはマイナー競技といわれた卓球も、福原愛らの若い女子選手の活躍により、協会は多数のスポンサーを得て、大会のテレビ中継も増えた。それが次世代の伊藤美誠平野美宇の育成にもつながった。

 カーリング協会は、今の人気をカネに換えるために知恵を絞るべきではないか……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁