開幕29試合連続出塁 巨人・坂本が“アウト”にならないワケ

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 巨人の主将・坂本勇人(30)が好調だ。3日の広島戦は2、3打席目にそれぞれ四球を選ぶなど3度出塁。開幕から29試合連続出塁となった。

 この日止まったものの、前日まで12戦連続安打。3日現在、打率.336でリーグ2位につける。今季は打率と同じようにこだわる数字があるという。2番で迎えることが決まっていた開幕直前、坂本勇はこう漏らしていた。

「今年は2番というのもあるし、後ろ(3番)に丸(佳浩=30)がいる。出塁率にこだわりたいですね」

 その出塁率は.427でリーグ3位。打率は昨季も.345で同2位だったため、今季覚醒したわけではないのだが、打席での意識が変わったようだ。

 まずは四球の数である。主に3番を務めた昨季は61で同10位にも入っていない。それが今季はこの試合で2つ選び、17で同6位と増加。開幕1番を務めた吉川尚の離脱により、4月16日から1番に入っても、原監督が「本人たち(坂本勇、丸)も非常に切磋琢磨しながら近い領域でやっている」と話すように、打順の並びは変わらず。丸も3番から2番になったことで、開幕から「丸につなぐ」という意識で打席に入っているのだ。

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