創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後
日本維新の会との連立で、新政権を発足させた自民党の高市早苗首相は短命かつ、下野の可能性に怯えているのではないか。26年にわたる「公明票」が途絶え、首都圏を中心に衆議院で最大52議席を失うといった分析も出ているからだ。2012年に創価学会を脱会するまで、芸能人らによる「創価学会芸術部」で自民への選挙協力に駆り出されていた西東京市議の長井秀和氏(55)が言う。
「公明党の連立離脱はこれまでも何度も言われてきましたし、今回も実はまた(自民への不満を示す)ポーズじゃないかとタカをくくっていました。でも、そうじゃなかった。それだけ自民党内の非公明ぶりが加速し、サラリーマンでいえば会社の窓際も窓際に追いやられて、このまま連立を維持したところで(公明の指定席だった)国交相ポストも回ってくるかわからない。(現代表の)斉藤鉄夫さんが高市さんに離脱を伝えたとき、『政治とカネ』の問題を挙げていましたが、それ以上に溜まりにたまった(自民党への)怒りや鬱憤が大きかったのだと思いますよ」
ーー離脱決定は党および学会の総意だったと思いますか。