実績ほぼナシでも米ツアー挑戦の“勘違いラッシュ”…「すぐに通用するほど甘くない」の苦言の声も
来年以降はもっと増えるだろう。
国内ツアー2勝の杉浦悠太(24)が、来季の米ツアー出場権を争う1次予選会を受けるため渡米した。21日からテキサス州のコースで4日間72ホールを戦い、2次予選進出を目指す。
国内男子は、11月のダンロップフェニックス終了時点の賞金ランキング1位が最終予選から受けることができる。5位以内なら2次予選から挑戦可能。現在31位の杉浦はあと2試合で5位以内に入れるかわからないので1次から受験した。出利葉太一郎(24=同55位)はすでに、別の会場で12月の2次予選進出を決めている。2次も首尾よく通過して最終予選会(4日間)で上位5人に入れば、来季のツアーメンバーになれる。
ちなみに昨年は、国内賞金王の金谷拓実(27)が3位でメンバー入り。賞金ランク2位の平田憲聖(24)は2打及ばず8位タイだったが、今季は下部ツアーで戦い、来季のPGAツアー昇格を決めた。
女子は今年も、米ツアーを目指す選手が多い。シード選手では、前週の2次予選を受けた櫻井心那(26)がトップタイで最終予選会(12月4日開幕)へ進んだが、佐藤心結(22)は落選。レギュラーツアーへの昇格を決めた原英莉花(26)とともに米下部ツアーで戦った伊藤二花(20)も2次予選を通過した。