ブルージェイズ知将が温めるワールドシリーズ「大谷封じ」の秘策…ドジャース連覇は一筋縄ではいかず

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 ワールドシリーズ(日本時間25日開幕)連覇を目指すドジャースの相手がブルージェイズに決まった。

 1993年以来、32年ぶりに出場するブ軍は今季、激戦区であるア・リーグ東地区でリーグ最高勝率.580で優勝。ポストシーズンを勝ち上がり、マリナーズとのリーグ優勝決定シリーズでは第7戦までもつれながら、最後は4-3で接戦を制した。

 就任3年目にしてワールドシリーズに導いたジョン・シュナイダー監督(45)は慎重な采配で知られる。昨年のヤンキース戦では相手の主砲アーロン・ジャッジを試合序盤、走者なしの場面で歩かせるなど、計5度の申告敬遠でスタンドのヤンキースファンから大ブーイングを浴びた。ジャッジに対する警戒は緩むことなく、今年も13試合で計7度の申告敬遠、地区シリーズでの対戦でも勝負を避けた。

 指揮官は就任1年目、23年のエンゼルス戦でブ軍バッテリーは初回に大谷と真っ向勝負して先制ソロを許した。主力選手から大谷との勝負を非難されるシーンが中継局によって流された。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。

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