(2)有用成分を次々に生む「菌のリレー」がポイント

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 善玉菌を増やすためには、元から自分のお腹にいる善玉菌のエサになる食物繊維を取ることや、善玉菌を口から直接取ることが、とても大切だと前回説明した。

 この2つを実行することで作られる、短鎖脂肪酸などの健康効果をもたらす物質を、ポストバイオティクスという。

 ところが、善玉菌のエサになる食物繊維を十分取っても、発酵食品を食べて口からしっかり善玉菌を取っても、健康効果の高い短鎖脂肪酸が産生されないことがある。

 その解消法のひとつは、麦などの穀物や根菜類、海藻類などに多く含まれる「発酵性食物繊維」を意識して食べること。

 そしてもうひとつの方法は、腸内の「菌のリレー」が円滑に行われるように、ビフィズス菌を口から取ることだ。

 国立研究開発法人「医薬基盤・健康・栄養研究所」の國澤純副所長は、菌のリレーについてこう説明する。

「菌のリレーには3つのステップがあります。最初のステップでは、納豆菌などの糖化菌が活躍します」

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