渋野日向子の“即断力”をプロ称賛 不振の松山英樹と対照的

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 今季の松山は、7月の全英で米ツアーでは約1年ぶりに予選落ち。現地時間4日に閉幕したレギュラーシーズン最終戦のウィンダム選手権でも、1打足りずに決勝へ進めず、不振が続いている。

「相変わらずパットに苦しんでいるようですが、渋野と対照的にアドレスが長く、プレーも遅い点が前から気になっていました。プレーのスピードで言えば、米ツアーで最もプレーが遅いと言われているのが、J・B・ホームズです。全英オープン最終日、優勝を争っていたケプカが74と崩れたのは、『ホームズと回ったのが原因』ともっぱらでした。

 ゴルフは自分のスコアだけを気にするのではなく、同伴者にも気持ちよくプレーしてもらうような配慮も必要です。競技では人のスコアをつけて提出するのも、人のプレーもしっかり見なさいということです。その点では、松山のゴルフに合格点はあげられませんね」(ゴルフライターの吉川英三郎氏)

 アドレスに入ってから始動までが長く、パットは流し込むように打つばかり。ホールアウト後にマイクを向けられると、仏頂面で対応することも少なくない。メジャーで勝つためには何が必要か。それを、渋野が教えてくれた。

 松山の目に「スマイルシンデレラ」のプレーはどう映ったか。

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