大船渡・佐々木朗希は「U18日本代表を辞退すべき」の根拠

公開日: 更新日:

 日本の情報提供者から電話がかかってきた。

 現在は甲子園大会の真っ最中。大阪は連日、35度を超す猛烈な暑さが続いているそうだ。勝ち上がるごとに日程はタイトになり、投手は連投を強いられる。ネット裏のプロ野球のスカウトも、金の卵が潰れないかヒヤヒヤらしい。

 米国の高校生の大会が行われるのは週末に限られるし、9回でなく7回制。選手の体を考慮しているからだが、日本はなぜ、戦前から続く旧態依然としたシステムを変えようとしないのか。地方大会をもっと早い時期に始めたり、甲子園大会にしてもベスト8が出そろった時点で解散、1週間後に再開したりすることはできないのか。

 情報提供者とそんな話をしていて、ふと、心配になったのが100マイル(161キロ)の剛速球を投げる大船渡・佐々木朗希のことだ。

 岩手大会の決勝を回避して敗退。大阪のうだるような暑さの中、肩や肘を酷使せずに済んだのは幸いだが、今月下旬には韓国でU18のワールドカップが行われる。情報提供者によれば、週明けにも代表メンバーの選考会があるらしいが、佐々木はおそらく選ばれるというのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン