敦賀気比は2年連続9度目の出場 東監督に聞く“重圧と矜持”

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 ――私学の監督は選手集めも重要な仕事。関西、関東の一部強豪校が毎年、中学生の逸材を巡って争奪戦を繰り広げている。

「学校がある敦賀市は福井市内から1時間はかかる。敦賀の子以外は県外という感じになる。福井市内にも多くの学校があるので、敦賀市と福井市だけで集めるのは難しい。京都から1時間半、大阪から2時間と、関西からは来やすいかなとは思います」

 ――少子化で過当競争と言われます。

「僕はそれでいいと思うんです。外人部隊だとか言われるのはありますけど、魅力があるから来てくれるのであって、ないと来てくれない。大学進学時も能力ある子は競合するわけですから」

 ――スカウティングで気をつけていることは?

「三拍子全部揃っているというのはなかなか難しい。何か一つ、目立ったところがないか、それを見つけることですね。足が速い、肩が強い、球が速い、制球がいいとか。将来性も見ます」

■生徒も親御さんも少しワガママ(苦笑)

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