権藤博氏の祝賀会で松山千春がG入閣要請…原監督も苦笑い

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 監督として1998年に横浜(現DeNA)を日本一に導き、今年1月に野球殿堂入りした権藤博氏(81)の祝賀パーティーが2日、都内のホテルで行われた。

 巨人原辰徳監督、エースの菅野智之、教え子の佐々木主浩ら約200人の球界関係者らに祝福され、「これだけの人が集まってくれた。私の最大の財産は友達以外にない」と感慨深げだった。

 挨拶に立った親友で歌手の松山千春は、「きょう来てくれた方々は、ゴンちゃんの通夜、葬式にも参列してくれる人たちです」と切り出して会場を沸かせると、入団1年目に35勝19敗で最多勝などのタイトルを総なめにした権藤氏の記録を引き合いに出し、「なあ、菅野。35勝もムリだけど、19敗も無理だろ? そんなに負けるピッチャー、なかなかいないだろ」。

 さらに、「辰徳、巨人は今年なんとか乗り切ったけども、将来のことを考えて、なあ?私はこう見えて巨人ファンですから」と権藤氏の入閣を要請するなど、最後まで出席者の笑顔が絶えないパーティーになった。

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