ヤクルト奥川“過保護”は正解 2軍キャンプ帯同はケガの功名

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 ヤクルト奥川恭伸(星稜)は25日、宮崎・西都で行われていた二軍キャンプを打ち上げ、充実した表情を浮かべた。

 一軍帯同で多くの注目を集めたロッテの佐々木に対し、キャンプ前に右肘炎症が発覚した奥川は、カメの歩みのごとく、ゆっくりと調整を進めた。

 キャッチボールが解禁されたのは今月7日。初ブルペンはその2週間後の22日だった。奥川は初ブルペン後、「投げられないストレスを感じていた。長かったです」と言った。投げたい気持ちがはやり、何度も周囲から「投げるな」と止められた。初ブルペンでは30球を予定していたが、途中でブレーキがかかり22球で終了。過保護ともいえるキャンプ生活だったが、「奥川の性格からして結果的にプラスになるのではないか」と、ヤクルトOBがこう言う。

「石川ののどかな街で生まれ育った奥川は、控えめな性格。人間関係についても高校時代から積極的にコミュニケーションを交わすというより、徐々に距離を縮めていくタイプだったといいます。見るものすべてが初めてのプロの水に慣れるには、多少なりとも時間がかかるとみられていました。キャンプ中も常々、『周りの方に失礼なことをしていないか、気になります』と言っていたくらいです。

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