コロナ退院も批判やまず…虎藤浪にイメージ回復策はあるか

公開日: 更新日:

 まだまだ窮地は続く。

 7日、新型コロナウイルスに感染し入院していた阪神藤浪晋太郎(25)が退院。

「多くの方々に多大なご迷惑とご心配をお掛けしたことを深く反省し、おわび申し上げます。今後はプレーでファンの皆さまの期待に応えることができるように、より一層野球に精進してまいります」と球団を通じてコメントした。

 阪神は遠征先での外出制限を課してはいなかったものの、藤浪の「合コン」参加は社会人として自覚が欠けていただけでなく、プロ野球全体のイメージをも失墜させ、大きな汚点となった。それだけに、球団を通じての謝罪コメントひとつというのはもの足りない印象がぬぐえない。

 国内も新型コロナウイルスの感染拡大の勢いは収まらず、プロ野球は開幕のめどが立っていない。今もメディアから批判の矢を浴びている藤浪は、プレーで名誉挽回とはいかない。ならば、どうすればイメージを回復できるのか。事件発生後のマネジメントに詳しい、危機管理・広報コンサルタントの大森朝日氏はこう言う。

「本来であればモラルに反した行動をとった場合、メディアを通じてファンや関係者に謝罪し、事実関係をしっかり説明する必要があります。今回はコロナのせいで従来通りの会見はできないでしょうから、謝罪動画を投稿するのがいいと思います。しかし、そうなればパーティーがどのようなものだったのかを説明しないといけませんから、藤浪選手にとって難しいところですね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩