著者のコラム一覧
宮崎紘一ゴルフジャーナリスト

メジャー賞金をランキングに加えない狭量な日本女子ツアー

公開日: 更新日:

 コロナ禍により6月から12月へと半年遅れの開催となった女子メジャー「全米女子オープン」では渋野日向子(22)が優勝争いの大活躍を見せた。悪天候で月曜日に順延となった最終日に渋野は単独首位スタート。昨年の「AIG全英女子オープン」に続くメジャー2勝目が期待されたが、真冬並みの寒さもあってショットが乱れ、惜しくも4位に終わった。

【写真】この記事の関連写真を見る(13枚)

 今大会は世界中で予選会が中止されたこともあって、史上最多の日本人選手19人(鈴木愛は辞退)が出場し、うち半数の9人が予選突破を果たした。全米女子オープンをはじめ、海外ツアーは世界中の選手に門戸を開き、グローバル化が進んでいる。

 全米女子オープンでも従来の世界ランク上位50位以内の出場権を75位にまで広げている。日本女子ツアーも含め、各国女子ツアーの優秀選手に出場チャンスを与える方針に切り替えているのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い