澤村レ軍入団合意報道 恩師は“幻のヤンキース入り”明かす

公開日: 更新日:

米国の野球に合ってる

 結局、澤村は10年のドラフトで希望球団だった巨人を“逆指名”する形でプロ入り。1年目の11年に11勝(11敗、防御率2.03)を挙げて、新人王に輝いた。2年目にも10勝(10敗、防御率2.86)、リリーフに転向した15年に36セーブ、16年には37セーブで最優秀救援投手のタイトルも取った。が、成績が下降するとことさら制球難がクローズアップされるなど、ここ数年は苦しんだ。

「良くも悪くも注目されるのが巨人の宿命とはいえ、マイナス面をこれでもかと意識させられ、どんどんどつぼにはまる悪循環。環境を変えるしかないと思っていたところに、昨年のシーズン中にロッテへトレードされ、息を吹き返した。投球フォームから力みが抜け、巨人時代よりは制球も安定するようになった。打者が積極的に振ってくるパ・リーグ野球が澤村には合いました。メジャーはそのパに近い。力と力の勝負と言えば聞こえはいいが、向こうの打者は荒っぽい。三振を恐れずにスイングしてくるから、澤村の150キロのフォークボールは日本以上に威力を発揮するのではないか。160キロ近いストレートのスピード、球威、強さはメジャーの投手と比べても遜色ない。変化球の精度を高める必要はもちろんあるが、十分に勝負ができると思う」(高橋氏)

 ◇  ◇  ◇

 昨年末、澤村は高橋氏に海外FA権を行使する旨を電話で報告。ロッテ残留も選択肢に入れながら、「結論は年が明けてからになると思います。決まったらまたご連絡します」と言っていたという。昨年、巨人で三軍落ちまで経験した剛腕が、10年の時を経てついにメジャーのマウンドに立つ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    Snow Man佐久間大介が城西国際大学メディア学部映像芸術コースで培った“強力な武器”

  2. 2

    八村塁の「レイカーズ電撃復帰」に現実味 2兆円新オーナー誕生でドンチッチとのコンビ復活へ

  3. 3

    榊英雄が2審も懲役8年…昔と違って、一度の過ちも許されない時代に

  4. 4

    東京・日本橋、首都高のフタ取れ 川沿いを楽しく歩ける街に

  5. 5

    高市首相がキーパーソン片山財務相“切り捨て”画策…内閣改造・党役員人事「もう1つの焦点」に

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    福岡県議会の「政治とカネ」疑惑が拡大 永田町に“飛び火”で自民党議員が戦々恐々

  3. 8

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  4. 9

    霞ケ浦“春高バレー指揮官”高橋監督「今から他競技でも県ベスト8は狙えます。部活動の指導は組織づくり」

  5. 10

    松本若菜“シャイニング顔”で奮闘も…「君の好きは無敵」視聴率4.3%からの反撃を阻む“アラ還コンビ”