大坂なおみ全豪2年ぶり4強入り 2度目の制覇に視界良好

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 これまでの対戦成績は4勝1敗ながら、4試合はフルセットの接戦。ドロップショットを多用するなどトリッキーな攻めに苛立つシーンも目立ったものの、この日はそんな難敵を1時間6分でいとも簡単にやっつけたのが大坂なおみ(23=世界ランク3位)だ。

 昨16日の全豪オープンテニス準々決勝で、台湾の謝淑薇(35=同71位)を6―2、6―2のストレートで下し、2年ぶりの4強入りを決めた。

「リターンが良かったと言われますが、それ以上に良かったのはサーブでしょう」と、スポーツライターの武田薫氏がこう言った。

「大坂の最大の武器は200キロ前後のビッグサーブです。相手にとってはこれが最も脅威。4回戦のムグルサ戦もそうだったように、200キロ前後の威力あるサーブを、大事なポイントでしっかりと決められているのが大きい。リターンも含めて落ち着いてプレーできているのは、フィセッテコーチやマネジメントを含めたチーム体制がよいのだと思う。コロナによる自粛期間中も、しっかりと練習をしたのでしょう」

 18日の準決勝は、この日、ハレプ(29=同2位)を下した米国のS・ウィリアムズ(39=同11位)との対戦だ。

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