大坂なおみが練習動画削除…ライバルたちが“自粛警察”に

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 昨季の全米オープン女王に、またスポンサーが加わった。

 女子テニス世界ランキング3位の大坂なおみ(23)が、新たに時計ブランド、アパレルメーカーなどの3社とアンバサダー契約を交わし、今季は両社の商品を着用してコートに立つことになる。長引くコロナ禍により景気低迷が叫ばれる中、女子テニス界の稼ぎ頭は依然として副収入で独り勝ちである。

 そんな大坂に対し、他のプレーヤーから厳しい視線が向けられ始めた。錦織圭ら全豪オープンに出場予定選手の多くが現在、メルボルン市内のホテルで隔離生活を送っている。米国から現地入りするチャーター機などに同乗した関係者5人がコロナ検査で陽性反応を示したためだ。ホテルの狭い室内で、素振りやトレーニングなどを余儀なくされる選手を尻目に、大坂はエキシビションマッチが行われるアデレードに滞在しており、コーチと練習している動画を自身のSNSに投稿。その動画を目にしたメルボルンに滞在する複数の選手から「不適切な動画だし、自分たちがコートで打てないのは不平等だ」などの非難が殺到した。「自粛警察」と化した選手からクレームがついたこともあり、大会主催者は動画の削除を命じた。

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