大坂なおみが練習動画削除…ライバルたちが“自粛警察”に

公開日: 更新日:

 昨季の全米オープン女王に、またスポンサーが加わった。

 女子テニス世界ランキング3位の大坂なおみ(23)が、新たに時計ブランド、アパレルメーカーなどの3社とアンバサダー契約を交わし、今季は両社の商品を着用してコートに立つことになる。長引くコロナ禍により景気低迷が叫ばれる中、女子テニス界の稼ぎ頭は依然として副収入で独り勝ちである。

 そんな大坂に対し、他のプレーヤーから厳しい視線が向けられ始めた。錦織圭ら全豪オープンに出場予定選手の多くが現在、メルボルン市内のホテルで隔離生活を送っている。米国から現地入りするチャーター機などに同乗した関係者5人がコロナ検査で陽性反応を示したためだ。ホテルの狭い室内で、素振りやトレーニングなどを余儀なくされる選手を尻目に、大坂はエキシビションマッチが行われるアデレードに滞在しており、コーチと練習している動画を自身のSNSに投稿。その動画を目にしたメルボルンに滞在する複数の選手から「不適切な動画だし、自分たちがコートで打てないのは不平等だ」などの非難が殺到した。「自粛警察」と化した選手からクレームがついたこともあり、大会主催者は動画の削除を命じた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」