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山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

阪神救援陣崩壊危機 セットアッパー岩崎の穴を埋めるのは

公開日: 更新日:

 恐れていたことが現実になってきた。あれだけ盤石だったはずの阪神リリーフ陣がここにきて崩壊しだしたのである。

 特に不安なのは、ここまでセ・リーグのHP(ホールドポイント)トップを走ってきたセットアッパー・岩崎優。クローザーのスアレスにつなぐ七、八回を任されてきた鉄壁の左腕だったはずだが、交流戦に入ってから失点を重ね、ついに一軍登録を抹消された。

 正直、岩崎については同情の気持ちが強い。なにしろ、ここ数年はリリーフとして常にフル回転し、黙々と安定したピッチングを続けてきた投手である。過去2年間は防御率1点台、2017~18年は2年連続60試合以上登板、今年もここまで27試合に登板。143試合に換算すると70試合を超えるペースである。

 これだけ投げまくってきたら、蓄積疲労は相当なものだろう。年齢も早いもので、6月19日には30歳になる。もう若くないし、いつ壊れてもおかしくないような状況だったのだから、今回の登録抹消を機に一度ゆっくりリフレッシュしてもらいたいと思う。岩崎のような実績のあるセットアッパーの場合、ペナントレースが佳境に入る夏場以降にこそ、真の大活躍をしてもらいたい。

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